Google翻訳者ツールキットの存在を岡田良太郎さんのtweetで知って、使い始めてみた。
今読み始めていたHenry Jenkinsの“Collective Inteligence vs. Wisdom of Crowds”を載せてみた。大体次のような手順になる。
- ログイン。Gmailなどと同じGoogleアカウントでログインする。
- 原文をアップロード。WebページのURLを指定するか、HTML、Word、OpenOffice、テキストなどの形式のファイルをアップロードする。また、原文と訳文の言語を指定する。ここでは上記ページのHTMLを、本文部分だけ抜き出して作ったシンプルなHTMLファイルをアップロードした。
- 翻訳。最初から自動翻訳した日本語が表示されているので、確認して訳文を正していく。翻訳したところはオートセーブされる。作業を中断するときには「保存して終了」。
- 訳し終わったら訳文をダウンロード。
良い点を挙げると、まず1文ずつ(1段落ずつなどではなく)和訳できる。1文ずつ移動していく作業は手間に思えるかもしれないが、次の文に進むには[ctrl+j]、前の文に戻るには[ctrl+k]というショートカットキーも設定されていて、それほど気にならない。次に、HTMLタグを崩さずに和訳していくのに便利なインターフェースになっている。最後に、翻訳後のデータはダウンロードでき、Googleで公開しなければならなくなるということはなく、好きに使いまわせる。
初期表示される日本語訳はかなりいただけなくて、訳は正していくというより訳しなおしていく感じ。訳文があることで、今どこを訳しているのか見失わずにすみやすい、という程度には役立っているかなというところ。またここから呼び出せる辞書も便利ではあるのだけれど、僕は結局英語学習などで知られるアルクの提供している英辞郎で引きなおしてしまうことが多い。
総じて言えば、僕には自動翻訳や辞書はいまいちだけど、翻訳作業環境としては使いやすい。もうちょっと使ってみたいと思います。感想、コメント等ありましたら、ぜひtwitterやwassrで声をかけてください。
2週間前になりますが、enNetforumの第2回EGMセミナーを聞いてきました。
特に面白いと思ったokdtこと岡田良太郎氏の発表は、資料を公開しないとのことだったのでどうにも感想など書けずにいたのですが、今日になって事務局から資料公開のお知らせが。見てみると、okdtさんの資料も公開されています。
ということで、okdtさんの資料「クラウドソーシング - 組織のポテンシャルを上げる“協業”のスタイル」の個人的な見どころ。
- 12~16ページの資料。McKinseyの"How businesses are using Web 2.0"などは未見で、探すために正式タイトルを知りたいと思ったところ。
- 21ページ。ここら辺は押さえておきたいというような有名企業例が列挙されてるのはおいしい。
- 26ページ。これを念頭に置くと、業務で作られるにグループはゲゼルシャフト、SNSなどが作るのはゲマインシャフト、「人の流動性が確保できてる」企業でも、SNSなどの導入はやはり人間関係の多様化につながるのだと確信できる。
- 29~32ページ。クラウドソーシングが有効な場面がまとまってる。ちなみにセミナー全体では「社員の隙間時間を集約して従来型生産」という話もあったけど、それは違う方向を向いているっぽい気がする。
全体に、このページ数ですごく良くまとまった資料だと思います。お薦め。
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本エントリは2008年9月に社内SNSに書いたものを、2009年12月に転載しました。
また同じく第2回EGMセミナーでのTG情報ネット様の発表に着想を得て、「社内SNSの定着度を平均フレンド数で測る」というエントリをokilab.jpに書いています。併せてお読みいただければ幸いです。
